寿司の起源をたどる:保存食「なれずし」から江戸前の握りずしへ
寿司は最初から「酢飯と生魚」の料理だったわけではありません。魚を米で発酵させる保存食から、江戸の屋台で生まれた握りずしまで、千年以上にわたる寿司の変化をたどります。
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寿司は最初から「酢飯と生魚」の料理だったわけではありません。魚を米で発酵させる保存食から、江戸の屋台で生まれた握りずしまで、千年以上にわたる寿司の変化をたどります。
2013年、「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。登録されたのは特定の料理ではなく、食をめぐる「社会的慣習」です。その4つの特徴と背景を解説します。
北海道の昆布は、江戸時代に北前船で大坂や京都、さらに琉球まで運ばれ、各地のだし文化を育てました。1908年に池田菊苗が明らかにした「うま味」の正体とあわせて紹介します。
中国の麺料理をルーツにもちながら、日本で独自の進化を遂げたラーメン。港町の中華街から浅草の人気店、戦後の屋台、インスタントラーメンの発明まで、その歩みを紹介します。
かつお節は、カツオを煮て、燻して、カビを付けて乾かすという手間をかけて作られる保存食です。古代の「堅魚」から江戸時代の燻製法やカビ付け、現代の削り節パックまでの変化をたどります。
出刃、柳刃、薄刃、三徳。日本の台所には、用途ごとに形の異なる包丁があります。「包丁」という言葉の由来から、堺や関などの刃物の産地、片刃と両刃の違いまでを紹介します。
正月に欠かせないおせち料理は、季節の節目に神に供えた「節供(せっく)」の料理がルーツです。重箱に詰めるようになった経緯や、黒豆・数の子などに込められた意味を紹介します。
冷蔵庫のない時代、食べものを長く保ち、おいしくする知恵が「発酵」でした。麹菌が生み出す味噌、稲わらから生まれた納豆、米ぬかを生かした漬物の歴史を紹介します。
「はじめチョロチョロ中パッパ」。かつてご飯を炊くことは、火加減の経験が必要な台所の大仕事でした。土器での煮炊き、かまどの伝来、羽釜、そして1955年の自動式電気釜の登場までをたどります。
奈良・平安時代に中国から伝わった茶は、鎌倉時代の栄西、室町・安土桃山時代の茶の湯、江戸時代の煎茶の製法改良を経て、日本人の暮らしに欠かせない飲み物になりました。
和食の代表格として知られる天ぷら。そのルーツには、16世紀に来航したポルトガル人がもたらした料理文化がありました。名前の由来から江戸の屋台、専門店の料理への変化までをたどります。
日本料理に欠かせない醤油は、古代中国から伝わった発酵調味料「醤(ひしお)」にさかのぼります。紀州湯浅の伝承、関西と関東の醤油づくり、海を渡った醤油まで、その歴史をたどります。